評論・文学研究

ひょうろん・ぶんがくけんきゅう 商品一覧
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レクイエム
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妖精たちの夜〈1〉
題名「妖精たちの夜」とは夏至の夜のこと。その日、主人公のシュテファン・ヴィジルはバネアサの森でイレアナという若い娘に出会う。ヴィジルはイレアナという存在と彼女が乗ってきただろう自動車の存在(幻想)に......
雪の中の軍曹
本書は著者がイタリア軍の軍曹として東部戦線に従軍した時の過酷な敗走の記録です。記録文学の傑作と言われているそうですが、まさにその通りだと思います。文体は簡潔で時に叙情的。著者の世界にグイグイ引き込ま......
名誉を汚した男たち
同じ名前が多い上に、登場人物と時事問題が多くて、半分読まないうちに追いかけるのをやめて、ただ読んでいきました。シチリアマフィア、というか、コーサ・ノストラについて、何も知らなかったのでとても長く感じ......
メアリー・ステュアート
実際には手紙のやりとりばかりで、結局直接会うことはなかった2人の女王が、会っていたらこうだったのではないか、という戯曲。 イングランドのエリザベス一世と、スコットランドのメアリ。メアリの方は、す......
マンゾーニ家の人々
イタリアの大文豪アレッサンドロ・マンゾーニと家族の姿を 膨大な数の書簡を軸にして新たに描き出している。 母親のジュリアから始まり孫娘のマティルデの結婚まで 一族の歴史が時系列で述べられているが 神......
マルコ・ポーロの見えない都市
散文詩と都市論の融合したような小説です。 マルコ・ポーロは過去・未来・現在に浮かんでは消えていく諸都市の見聞をフビライ汗に語ります。 マルコ・ポーロとフビライ汗の対話によって枠物語となっていますが......
魔法の輪
原マスミさんの挿絵につられて読んでみたが、恣意に富んだ寓話である。原初のユートピアとしての「魔法の輪」(Il Cerchio Margico)の世界が最初にあり、そこで狼と犬に育てられた人間であると......
(仮)スティル・ウォーターズ (ミステリコレクション)
読みやすい作品ですが、サスペンスとしては物足りなさを感じます。「業火の灰」が読み応えがあったので、余計にそう感じるかもしれません。私個人としてはタミーホウグに期待するのは時間を忘れて読ませてくれる作......
ヴォイニッチ写本の謎
古文書というものを見たことが無いので 本書で採り上げられているヴォイニッチ写本が どれほど稀有なものなのか判らないのだが 多くの研究者や好事家を惹きつけてきたのは事実なのだろう。 この写本が本当......
ヴェネツィア―水の迷宮の夢
アナイス・二ンの絶唱調 三島由紀夫の演説調は全然ありません 一旅行者として神話と歴史と現代のあいだで「魚になった気分」「自然は多数決を無視する」「目だけの機能」などの自然科学的分析によりヴェネツィア......
ヴェネツィアの青い天使
著者はイギリスの人だということですが、なるほど、いかにもヨーロッパの香りがする文学です。ヨーロッパの方ならすんなり読めてそれなりに楽しめるお話だと思いますが、日本においては聖書に興味のある人に読者が......
ヴィトゲンシュタインの箒
ヒロインのレノアは20代半ばの女性です。だから、ビルドゥングスロマン(”教養小説”と訳されますが、あまり適切な訳語ではなく、”成長小説”とでも言った方がいいかも)のヒロインとしては、ちょっと年取り......
ヴィッキー・エンジェル
この本はガールズシリーズの作者の人が書いてたので読んでみました。 ガールズシリーズと比べてみて、ですが、雰囲気が少し違って暗い感じでした。ヴィッキーは交通事故で死んだわけですが、私は今まで事故とかで......
ヴィクトリア朝のアリスたち―ルイス・キャロル写真集
アリス物語でハンプティ・ダンプティは 「7歳で止めておきなさい〜一人じゃ無理だけど、 二人でならできるさ。適当な手助けがあれば…」 と言うのですが、7歳で歳を止めるには「死」以外に キャロルのとった......
若い小説家に宛てた手紙
作家志望の読者に対する手紙の返信という体裁を採っている作品。新潮2月号に掲載された木村栄一の盟約が単行本になった。愛情溢れる文章で事細かに文体から登場人物の設定に至るまで巨匠の秘伝が盛り込まれている......
レクイエム
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ルラのなつやすみ
作者のマリスカルときいて、バルセルナ五輪のマスコット:コビーちゃんを 思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。 子供の落書きのように天真爛漫な彼の世界は正に絵本向き。 本国スペインではどうかわかり......
ルス、闇を照らす者
アルゼンチンの人権弾圧という重い史実に基づいた小説だが、読み出したら止まらない面白さがある。登場人物が次々に入れ替わり語っていくさまは、まるでオペラのよう。主人公ルスは反体制派の娘だが、生後間もなく......
ラブ・ストーリーを読む老人
「カモメに飛ぶことを教えた猫」で有名なルイス セプルベダの、確かデビュー作だったと記憶しています(違っていたらごめんなさい)。問題解決のためには彼を頼るしかないと目される百戦錬磨の老人が、チビリチビ......
ヴォス―オーストラリアの探険家の物語〈上〉
主人公ヴォス(VOSS)はドイツ系。 移民の国オーストラリアとは言ってもこの時代すでに、英国系住民と、 一部の財産家によって豪州社会はモノトーン化されていた。 当然そこでは自分たち共通のカラーではな......
笑いと忘却の書
登場人物の時間と著者の時間が重なって流れつつ、短編同士が相互に絡み合って、主題の変奏を表していく、複雑で独特で巧妙な構成を持つ小説としても素晴らしいものであったが、小説の、文章の、物語そのものが印象......
若い小説家に宛てた手紙
作家志望の読者に対する手紙の返信という体裁を採っている作品。新潮2月号に掲載された木村栄一の盟約が単行本になった。愛情溢れる文章で事細かに文体から登場人物の設定に至るまで巨匠の秘伝が盛り込まれている......
ローマの愛
古代ローマ人の性愛観を分かり易く記述した本です。 原著者が優れた学者であるためか、奇妙な宗教的偏見に汚染されていない内容に好感を覚えました。 男色・女色を問わず今日のヨーロッパ及び地中海の人々より......
<絵本> キリクと魔女
映画「KIRIKOU キリクと魔女」のダイジェスト版という趣の絵本です 映画を見たことがある人以外にはよくわからない世界だと感じました 残念ながらこれは絵本というジャンルの作品ではありません。 映画......
<原作本> キリクと魔女
実映画を観てから原作に当たった。高畠氏の講演会の後、評判のいい外国作品をアニメ化したという安易な認識を突き崩されたからだ。主人公と魔女との対決という構図そのものよりも、キリクが孤独であることの方が......
ヴェネツィアでプルーストを読む
プルーストを読みながら、ヴェネツィアを、ノルマンディーを、アムステルダムを旅する鈴村氏の評論的エッセイ。旅行ガイドに添ってスケジュールを組んだ旅ではなく、プルーストに誘われて、わき道にそれては彷徨......
ヴィヨン詩集成
中世随一の詩人として、高く評価されているフランソワ・ヴィヨンは、パリに生まれ、パリに育ち、パリの大学で学んだ都会の子ですが、やがて放蕩に身を持ち崩し、盗賊団の一味として強盗殺人まで行い、一時は死刑を......
ヴィタリー・ランボー―息子アルチュールへの愛
ヘンリー・ミラーに「黒い凶星」と呼ばれ、狭量で冷酷な女とされてきた詩人ランボーの母の真実。 19世紀後半、幼くして母に、若くして父に死なれ、夫と離別し、ただ1人で4人の子を育て、農園をきりもりしたヴ......
海に働く人びと・小ナポレオン (ヴィクトル・ユゴー文学館)
本当に美しい小説です。大海原の美しさと対峙した時の、生き生きとした感動が、強く呼び起こされました。登場人物のキャラクターは力強く、風景・人物の風俗の筆致はため息が出るほどのものです。そしそれらを、ユ......
ヴァンサンに夢中
彼の作品はどれもそうだが、いつも予想を心地よく裏切る。 この作品も、もっと甘やかな、なんというか一種の軟弱さを予期していたら、見事にちがった。 ギベールは徹底的に正直なひとである。多くの人がやってし......
ヴァレリーの肖像
ヴァレリーのプレイヤード版の全集を買って読み出すと同時に購入した本である。著者は実によくヴァレリーを読んでいる。ヌーヴォーロマンよりもヴァレリーとの付き合いの方が著者は長いので、いわばこの本はヴァレ......
ヴィリーへの手紙
16才のポーランド人シュテファンが好きになったのは、なんとナチスの兵士ヴィリーだった。同性愛者は強制収容所に送られてしまうというナチス政権下、それでもふたりは愛することをやめなかった。実話をもとにし......
笑いを売った少年
小学生時代、講談社から出ていた抄訳を読んで感激しました。 とにかく面白かった!株式会社や契約のしくみを書いた児童書は当時ありませんでしたからね。 現実社会とファンタジーのブレンド具合が絶妙なんです。......
ヴューズ
YES・ユーライア・ヒープ等のレコードジャケットを飾ったロジャー・ディーンの集大成の画集。最も脂が乗っていた頃、イマジネーション溢るる画風はカイ・パワー・トゥールで有名なカイ・クラウスの本でも取り上......
渡り鳥と秋
ナギーブ・マフフーズは、アラブ初のノーベル文学賞作家。 日本でも短編・アンソロジーを含めて5冊出版されていますが、 とくにアラブに興味がなくても「文学」として楽しむなら、この本がおすすめ。 作品の......
還珠姫
中国語VCDを見てわからなかったか所がこの本のおかげでだいぶ解決しました。ただ抄訳なので好きなシーンが削られているのが残念。第二部第三部もぜひ抄訳でよみたいです。...
私は「毛主席の小戦士」だった―ある中国人哲学者の告白
彼の中国共産党に対する深い絶望感と帰属する国家への喪失感は理解できるが、同世代の日本人から見ていてある意味痛々しい。確かに、中国国内で民主活動を経験した彼が、衛星中継された天安門事件で虐殺される同胞......
私の名前はキム・サムスン 下
人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」の原作本です。 ドラマとの違いは下巻で大きくなりますが、ドラマではジノンの事故後3年の話で、原作では5年後だからだと思います。3年後ならばドラマのようにもがいて......
私の名前はキム・サムスン 上
人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」の原作本です。 ドラマとは設定が若干ちがいますが、こちらのサムスンとジノンもテンポのよい掛け合いが楽しいです。サムスンはキム・ソナさんのイメージですが、ジノンは......
私の漢文講義
高校の頃、漢文の先生が「漢文訓読、よくやっとく」とおっしゃっていました。当時も興味はあったのですが、あまり勉強しませんでした。言葉が不自由だと感じ、妙な新語に違和感を感じる今日この頃、もう一度漢文を......
ローズマリー 上
この話をヨンで、とっても感動しました。妻としての立場・母親としての立場で主人公が自分がいなくなったら彼らはどうするのだろう?どうやって生きていくのだろう?と必死に悩む姿がとてもいたいたしくもあります......
ヴェネツィアでプルーストを読む
プルーストを読みながら、ヴェネツィアを、ノルマンディーを、アムステルダムを旅する鈴村氏の評論的エッセイ。旅行ガイドに添っスケジュールを組んだ旅ではなく、プルーストに誘われて、わき道にそれては彷徨す......
ヴィタリー・ランボー―息子アルチュールへの愛
ヘンリー・ミラーに「黒い凶星」と呼ばれ、狭量で冷酷な女とされてきた詩人ランボーの母の真実。 19世紀後半、幼くして母に、若くして父に死なれ、夫と離別し、ただ1人で4人の子を育て、農園をきりもりしたヴ......
ヴェルリオーカ
本の帯というものは、どうでもいいものが多いけど、これは例外中の例外。上記のエディター・レヴューのあとに、上のことばが付いていた。これではもうなにも書けないようなもの、でもがんばるぞ。ワーシャとイーワ......
笑いと忘却の書
登場人物の時間と著者の時間が重なって流れつつ、短編同士が相互に絡み合って、主題の変奏を表していく、複雑で独特で巧妙な構成を持つ小説としても素晴らしいものであったが、小説の、文章の、物語そのものが印象......
別れのワルツ
物語の舞台は、子宝の湯湧き出す温泉街、その地に暮らす一人の女の妊娠からすべては はじまる。 未生の子供の父親は、かつて一夜を過ごしたトンペット奏者。青天の霹靂、女の知らせに 困惑を隠せない男は中......
ローマ悲歌
名詩名訳。ロシア語原文との二言語版詩集です。ロシア語が読める人ならいっそう楽しめたにちがいないけれど、日本語部分だけでも言葉の戦慄をじゅうぶんに味わえると思います。ゲーテの「ローマ悲歌」を高く評価......
<絵本> キリクと魔女
映画「KIRIKOU キリクと魔女」のダイジェスト版という趣の絵本です 映画を見たことがある人以外にはよくわからない世界だと感じました 残念ながらこれは絵本というジャンルの作品ではありません。 映画......
<作本> キリクと魔女
実は映画を観てから原作に当たった。高畠氏の講演会の後、評判のいい外国作品をアニメ化したという安易な認識を突き崩されたからだ。主人公と魔女との対決という構図そのものよりも、キリクが孤独であることの方......
(仮)スティル・ウォーターズ (ミステリコレクション)
読みやすい作品ですが、サスペンスとしては物足りなを感じます。「業火の灰」が読み応えがあったので、余計にそう感じるかもしれません。私個人としてはタミーホウグに期待するのは時間を忘れて読ませてくれる作品......
ヴューズ
YES・ユーライア・ヒープ等のレコードジャケットを飾ったロジャー・ディーンの集大成の画集。最も脂が乗っていた頃、イマジネーション溢るる画風はカイ・パワー・トゥールで有名なカイ・クラウスの本でも取り上......
ヴォス―オーストラリアの探険家の物語〈上〉
主人公ヴォス(VOSS)はドイツ系。 移民の国オーストラリアとは言ってもこの時代すでに、英国系住民と、 一部の財産家によって豪州社会はモノトーン化されていた。 当然そこでは自分たち共通のカラーではな......
ヴォイニッチ写本の謎
古文書というものを見たことが無いので 本書で採り上げられているヴォイニッチ写本が どれほど稀有なものなのか判らないのだが 多くの研究者や好事家を惹きつけてきたのは事実なのだろう。 この写本が本当......
ヴェルリオーカ
本の帯というものは、どうでもいいものが多いけど、これは例外中の例外。上記のエディター・レヴューのあとに、上のことばが付いていた。これではもうなにも書けないようなもの、でもがんばるぞ。ワーシャとイーワ......
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